HOME | 取扱い分野

Category

分野

コールドワーク(Cold Work)

コールドワーク(ColdWork)とは、常温化でガラスを、加工細工して、さらに付加価値の高い作品を作る分野の事です。
主な技法に、ステンドグラス、ダル・ド・ヴェール、ラミネートガラス、サンドブラスト、エッチングなどがあります。


ウォームワーク(Warm Work)

ウォームワーク(WarmWork)とは、炎を使わない熱源(電気炉)などを使用して、変形、溶解、溶着などの加工を行い、ガラスのカレット、フリット、パウダー、ガラス技、ガラス棒などを素材として使います。
別名キルン(KilnWork)とも呼ばれます。
キルンワークの素材として板ガラスを用いる主なメーカーは、米国のブルズアイ、ウィズマーク、ヤカゲニー、そして現在はメキシコにあるオーシャンサイド、イタリアのエフェトレ社のブランド「モレッティ」などがよく使用されています。


ランプワーク(Lamp Work)

熱源としてランプの炎を昔は使っていたので、その名残りが今に引き継がれております。
現在では、主に卓上用のバーナー(トーチ)を使用して、ガラス棒やガラス管を変形、造形して新たな作品を作る分野のことを言います。
バーナーワーク、フレイムワーク、トーチワークなどとも呼ばれています。


ホットワーク(Hot Work)

ホットワーク(HotWork)とは、溶解炉で溶かしたガラスを宙吹きや流し込みの技法を使って、新たな作品を作る分野です。
一般に吹きガラスの名前で知れ渡っています。


ネオンアート(Neon Art)

ガラス工芸の各分野の技法を使い、先ず中空の作品を作ります。
現在多く用いられている技法はランプワーク、吹きガラス、フュージングなどです。
中空の作品ができたら真空装置に作品を取り付け、内部の空気をすべて抜いて真空状態にし、さらにネオンガスやアルゴンガスなどの希少ガス充填します。
電極を取り付け、高電圧をかけることにより、光る作品を作るガラス工芸の中では比較的新しい分野です。


さらに未来を目指して

日本のガラス工芸の発展に貢献を始めてほぼ半世紀。ガラス工芸は、ヨーロッパのボヘミヤ地方やベネチアから盛んになり、20世紀には、個人レベルでも、ガラスの原料から各種製造、加工、装飾ができるように広く発展して来ました。弊社は常にその流れの中でのパイオニア的な存在として現在に至っております。
2000年にコミットしたガラス工芸技術の科学的分野への利用も、現在はEV分野、製造技術分野、医療分野、宇宙工学分野等に応用が始まっており、無限の可能性に今後も挑戦を続けて参ります。


トップへ